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「家庭が円満にもかかわらず不倫をすることがある!?」
このような事実に驚かれる方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際に、夫婦円満にもかかわらず不倫をする人は一定数おり、芸能人や海外のハリウッドスターのなかにも「おしどり夫婦」として有名だったにもかかわらずなぜ?なニュースが相次いでいます。
また一般的な家庭でも「妻や子供には何の不満もない。でもほかの女性と恋に落ちてしまった」というケースもあります。
不倫は、家庭が崩壊する危険性があるだけでなく、慰謝料の請求や人間関係の破綻など大きなリスクが伴います。
家庭に対して何の不満がないにもかかわらず、なぜ不倫に走ってしまうのでしょうか?
今回は、家庭が円満にもかかわらず不倫に走る男性の心理および不倫相手のことをどのように思っているのか?
詳しく解説します。
妻や子供には不満もなく、家庭では良き夫・良き父親であるにもかかわらず、不倫に走ってしまう人がいるのは事実です。
なぜあえてリスクが大きい不倫を犯してしまうのでしょうか?
男性の心理や、不倫を犯してしまう原因について解説します。
生活や仕事がうまくいっており家庭が円満であっても、常にトキメキをもっていたいと考えている男性は多いです。
どれほど大切に思っていても、妻と長年一緒にいることでどうしても夫婦間ではトキメキがなくなっていくもの。
男性には子孫を繫栄させるための本能が備わっているため、どうしても異性への強い思いが強くなり、求めてしまうともいわれています。
そのため妻に対しては特に大きな不満を持っていないことがほとんどです。
男性の中には、生活において常にスリルや新鮮味を求めている人がいます。
爪に対しては特に何の不満も持ってはいないのですが、長年同じ人と一緒にいることでマンネリ化してしまい、スリルと新鮮味を求めてほかの女性と関係を持つことがあります。
また男性は本能的に異性から好かれたいと考えることがあるため、自己顕示欲を示すためにも不倫をして複数の女性と関係を持つことがあります。
不倫をするにはお金がかかります。
彼女の食事代やタクシー代、プレゼント代からホテル代まですべて男性が負担することを考えると、総額で非常に大きなお金がかかることが分かるでしょう。
そのため、金銭的余裕がなければ不倫はできません。
また、財布を妻に握られているわけではなく自由に使えるお金がたくさんあることも、不倫をしてしまう要因です。
共働きの世帯が増えたなか、収入や資産を別々で管理している場合は夫が不倫に多額の浪費をしている危険性があります。
男性の中には、不倫をするためにあえて家庭を円満にする人がいます。
妻に何の不満も抱かせないことで、自身の不倫を疑わないように仕向けるのです。
計算高い男性は、妻の機嫌をとったり喜ばせたりする術にたけているため、周りから見たら夫婦円満に見えても、実は不倫をしていた!ということがあります。
人間はストレスをためると、どこかで発散しなくてはなりません。
男性にとっては、不倫をしてトキメキを得て疑似恋愛をすることで、良いストレス発散になっています。
そのため、妻に対して暴力的になったり感情的になったりすることがないため、周りから見たら家庭円満に見えるのかもしれません。
男性の中では罪悪感がなく、不倫はあくまでストレス発散の手段だと考えているため、妻から直接「やめてほしい!」と言われたり、痛い目にあったりしないかぎり、止めることはないでしょう。
妻のことを心から大切に思っているにもかかわらず、不倫に走る人もいます。
その場合は、大切とはいえあくまで家計や生活を助け合うためのパートナーであり、異性として女性として見ていない場合があります。
男性は常に男性として必要とされたい、または疑似恋愛などでトキメキを得たいと考える人が多いため、不倫に走り異性としての人間関係を持っていたいのです。
家庭が円満だと思いきや、実は夫が妻や家庭に大きな不満を抱いていることがあります。
家庭内では良き夫・良き父として演じ、外では良き上司としてふるまうことで疲れてしまった結果、不倫を犯してしまいます。
夫が不倫をしていることが分かったものの、自身に接する態度が優しく、良き夫のように感じたら、一度じっくり話し合って夫の本音を聞いた方が良いかもしれません。
話を聞いて解決することで、夫の不倫がなくなり本当の意味での夫婦円満になれるかもしれません。
家庭が円満にもかかわらず不倫に走ってしまう男性の多くは、妻や子供が好きだったり大切に思っていたりすることがほとんどです。
ならば、不倫相手に対してはどのように思っているのでしょうか?
多くの男性にとっては家庭が大切なので、本気の恋愛へ発展する可能性は低いでしょう。
しかし家庭や妻に対して不満、または満たされないことを不倫相手へ向けているパターンが多いようです。
男性の中には、疑似恋愛を楽しみたいと考える人がいます。
その場合、男性にとっては自身の家庭を壊す気など毛頭なく、不倫相手とはあくまで遊びであると割り切っています。
不倫相手に対しては、ほどよい距離間で自分と疑似恋愛をしてくれる存在だと考えているため、
そのため不倫相手が自身の生活や結婚相手について強く干渉してきた際は、すぐに相手を切り捨てて関係を断つでしょう。
本気の恋愛に発展する可能性は低いといえます。
あくまで体だけの関係であり、男性にとって、またはお互いにとって都合の良い存在と思っています。
お互いにあるいは不倫相手が一方的に恋愛感情を抱いている場合もありますが、同様に本気の恋愛に発展することは少ないでしょう。
ただし不倫相手が一方的に恋愛感情を抱いている場合、男性を奪うために思わぬ行動を起こしたり大きなトラブルを起こしたりする可能性が高いでしょう。
常に一緒に寄り添っていると、どうしてもお互い異性としての認識が薄れる場合があります。
もちろん女性も当てはまりますが、男性においては常に異性として見られたい!男性として求められたい!という欲求があります。
また、最近夫婦間で感謝の気持ちが伝えられていない場合は、まだかかわって間もない不倫相手から「ありがとう」「大好き」などと言われるとつい一緒にいたくなるでしょう。
本気の恋愛に発展することがないかもしれませんが、いつ男性の心が変わるかわからないため、日ごろから感謝の気持ちを言葉にしてはいかがでしょうか?
仕事上、男性には多くの出会いがつきものです。
そのため、偶然にも今の妻より好みの女性が現れることも珍しくありません。
好みの女性が現れたときにはアプローチをして不倫相手になることもあります。
しかしあくまで外見が好きなだけであり、内面はそれほど好きではないと思っている場合は、短時間で不倫相手とは冷めることがほとんどです。
また一瞬ときめいただけで、すぐに関係を断つ場合がほとんどでしょう。
男性が不倫をしているとき、普段とは異なるサインを発していることがあります。
見た目かもしれませんし、男性が発する言葉のテンションや内容など、違和感を覚えることがあるでしょう。
他の女性と不倫をするときは、男性にとって非現実的なことが起こっているため、何かしら大きな変化がみられるはずです。
「最近の夫はなんか変な感じがする……」
その勘は気のせいではないかもしれません。
不倫をするときの男性が発することが多いサインについて解説します。
これまであまり関心がなかったファッションやブランド物に目覚め、身に付けだしたときは不倫の可能性を疑った方が良いでしょう。
女性にモテるために複数のファッション雑誌を読み始め、身なりや持ち物に気を遣いだしたときは、不倫相手に少しでも好かれようとしている証拠です。
また不倫に走る男性は、複数の女性からモテていると思い込み、自身をよりよく見せようと筋トレを始めます。
仕事から帰ってきたときや休日に、これまでダラダラ過ごしていた夫がジムに通うようになった!
などの変化が見られた場合も、女性関係で何かあったと思ってもよいかもしれません。
しかし、ブランド物やファッションに費用を使いこみすぎる可能性もあるため、注意が必要でしょう。
男性が不倫相手と過ごす時間は、たいてい仕事終わりか休日です。
急に残業が増えたり、休日に会社の人間との付き合いが増えだしたりした際は、不倫相手と会っている可能背もゼロではありません。
もちろん会社の人との付き合いも大切ですから、本当に不倫相手と会っているのではないかもしれません。
しかし週に3回以上も帰りが遅くなる場合は、あえて不倫を疑うようなことはせず、話し合ってやめてもらうようにしましょう。
そして残業が多いにもかかわらず、給与明細で残業手当がまったくといっていいほどついていない場合は、問い詰めても良いかもしれません。
また、これまでになかった宿泊ありの出張が増えたときも要注意です。
不倫相手と会っている可能性があり、かつホテル代や食事代など散財している可能性があるため、早めに発見して止めさせた方が良いこともあります。
不倫相手との連絡手段は主にスマホです。
LINEやメッセンジャーなどのアプリや、SNSの裏アカウントなどを用いて連絡のやり取りを行います。
また、過去には認知度が低いからと「カカオトーク」というメッセージアプリが用いられていたこともありました。
妻にスマホを見られた際も、認知度が低いがためにスルーされていたのです。
不倫相手とやり取りする回数が増えると、自然とスマホに触れる頻度も多くなります。
特に、これまでなかったにもかかわらず以下のような行動がみられる場合は、不倫相手とのコミュニケーションを疑っても良いでしょう。
・トイレやお風呂にまでスマホを持っていくようになった
・食事中にもかかわらず、頻繁にスマホを気にするようになった
・スマホに触っているときにはなしかけても、文字を打つことに夢中で上の空
自身と別れて不倫相手と再婚する可能性はあるのでしょうか?
不倫相手との再婚は、非常に大きなリスクがあります。
円満で何一つ不自由のない生活を壊してでも、不倫相手との生活を望むとは考えにくいでしょう。
実際にどのようなリスクがあるのかについて解説します。
不倫をすることで、不倫相手のパートナーから訴えられて慰謝料を請求される場合があります。
また、自身から不倫相手へ慰謝料を請求することもできるでしょう。
実際に不倫の証拠を集めることで裁判を起こすこともできますし、精神的な苦痛を伴った場合は高額な慰謝料を請求できます。
裁判までにはいかなくとも、たとえ示談に持ち込むことができたとしても弁護士へ依頼するための費用が必要になるためタダで済ませることはできないでしょう。
このように不倫がバレたときには高額なお金がかかります。
もしバレなかったとしても不倫相手のパートナーが不倫に気づき、慰謝料を請求できる年月は3年と非常に長いです。
その間は、不倫がバレやしないか?逆上した不倫相手が自身のパートナーにばらしていないか?おびえて過ごすことになるでしょう。
もはや不倫は百害あって一利なしといえます。
不倫をした場合、相手がもし会社の同僚や後輩だった場合は退職に追い込まれる可能性があります。
不倫が理由で解雇されることはありませんが、たとえ追い込まれることはなかったとしても、周りからの冷たい目に耐え切れず退職を余儀なくすることとなります。
また悪いうわさが流れることもあり、職場における居場所がなくなります。
不倫は、世間から非常に白い目で見られることになるでしょう。
近所のうわさになるだけでなく、知り合いや友達から理解されることはありませんし実家の家族にも迷惑をかけます。
また不倫相手のパートナーや今の妻、子どもがいる場合は子どもからも恨まれます。
悪いうわさはほぼ一生消えることはありませんから、常に周りの目にさらされているという不安が付きまといます。
また周囲の人間関係が破綻し、不倫相手しかいない!という状況に陥ったときも、不倫相手がいつ自身の前からいなくなるかわからないという不安も付きまといます。
自身よりも不倫相手との生活を選ぶことは考えにくいですが、それでもやはり不倫は妻に対しての裏切り行為であることには変わりません。
これまで一生懸命に夫に尽くしてきた妻の心を傷つける行為です。
不倫相手との関係を断ち切ってもらったほうが、自分または子供たちにとっても精神的に良いでしょう。
夫の不倫をやめさせる方法について解説します。
夫が不倫をやめない場合は、一旦別居するという選択肢もアリでしょう。
腹は立つものの、離婚にまだ踏み切れないときは無理して離婚しようとはせず、冷却期間として別居をします。
実際に、離婚せず別居を選ぶことで夫の不倫が収まり、夫婦仲が回復したという事例もたくさんあります。
別居をするためには、まず初めに相手へ、別居をしたいということと理由についてしっかり説明しましょう。
何も言わず突然出ていくと、夫に対して反抗心を抱かせることにつながり、不倫は良くなりません。
また最悪の場合、夫婦の同居義務違反にもなり、万が一慰謝料を請求する際に別居中の不倫というケースにも当てはまり、請求できなくなる可能性もあります。
相手が話し合いに応じず、逆上してDVに発展する恐れがある場合は、2人で話すことを避けて第三者を交えて話すと良いでしょう。
やはりこのまま、本当の意味で夫婦円満な関係をやはり今後もパートナーとの関係を続けていきたい場合は、まずじっくり話し合いましょう。
話し合うときは、決して感情的になったり声を荒らげたりしてはいけません。
夫が心を閉ざして聞く耳を持たなくなってしまうだけでなく、離婚の危機にもつながります。
まず自身の気持ちを夫に伝えましょう。
不倫されて傷ついていることや、止めてほしいことなどを落ち着いて話します。
その後に、夫の気持ちや不満に感じていることを聞き出します。
耳が痛い内容も出てくるかもしれませんが、まずはじっくりと相手の言い分に耳を傾けましょう。
円満に思えていた仲が、実はそうでなかったり大きな問題を抱えていたりするかもしれません。
お互いに本音で話し合うことで、スッキリするうえにより絆が深まることが多いです。
そして、話し合ったうえで今後も夫と関係を続けたい場合は、不倫相手との関係を断ち切ることを約束させましょう。
話し合った結果、どうしても2人では解決できない問題だと判断した場合は、無理仕手関係を維持するのではなく諦めて静かに別れたほうがよいです。
話し合って不倫相手との関係も断ち切らせ、解決したかに思えたにも関わらず、やはり不倫がなおっていなかった場合も残念ながらあるでしょう。
不倫されるたびにあなた自身は傷ついてきたわけですから、夫のことが許せない場合は慰謝料を請求しましょう。
慰謝料を請求するためには、以下の手順を踏んで、最終的に示談で済ませるか訴訟を起こして慰謝料を請求するか、どちらかの方法を選択します。
・弁護士などの法律の専門家へ、慰謝料の請求方法について相談する
・夫の不倫の証拠を集める
・慰謝料の請求手続きを行う
・示談または訴訟かを選択する
はじめに弁護士などの法律の専門家へ、慰謝料の請求方法について相談します。
知り合いにいらっしゃればよいですが、いない場合は最寄りの離婚や慰謝料の請求に関して実績が豊富な弁護士事務所へ出向きましょう。
慰謝料を請求するには、夫が不倫していたという証拠が必要です。
証拠とは、具体的には以下のようなものがあります。
・周りからの目撃情報
・メールやSNSにおけるやり取りの内容
・電話の録音
・GPSや監視カメラ
・請求書や領収書
証拠の集め方や注意点については、下記でも紹介していますので、あわせてご覧ください。
「W(ダブル)不倫で高額な慰謝料を請求する方法・請求手順について」
しかし、上記のような有力な証拠を集めるためには個人で集めるには限界があります。
証拠の収集のプロであり、不倫調査の実績が豊富な「探偵事務所」へ依頼することをおすすめします。
証拠を集めたら、示談交渉をするか訴訟を起こして慰謝料を請求するかを選びますが、短時間で解決したいときには示談交渉で済ませる方法もあります。
しかし交渉が決裂した際は、民事裁判で法に裁いてもらうことで慰謝料を受け取ります。
家庭が円満であるにもかかわらず、不倫に走る夫の心理について解説しました。
不倫は慰謝料の請求や家庭および人間関係の破綻につながるため、非常にリスクが大きい行為です。
それでも不倫に走る人の心理は理解しがたいでしょう。
多くの男性が妻や子供を大切に思っている場合がほとんどですが、中には、実は不満を多く持っていたという人もいます。
そのような場合は、夫とじっくり話し合ってはいかがでしょうか?
もちろんどのような理由があれ不倫は許されるわけではありませんが、放置すれば不倫が続く可能性があります。
夫の声にも耳を傾けて、本当に円満な夫婦を作り上げましょう。