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この記事を読んでいるあなたは、
◎ 再び浮気してしまう人はどれくらいいる?
◎ 浮気癖がある人の特徴や浮気を繰り返す理由は?
◎ 浮気をやめさせて、関係を再構築する方法は?
このような疑問を持っているかもしれません。
パートナーに浮気されるのはショックな出来事で、相手を信用できなくなってしまう人もいるでしょう。
「浮気を許したら、また同じように傷つけられるのではないか」と心配になることもあるはずです。
浮気発覚後に、それでも一緒にいたいと関係の再構築を目指すのは、大変勇気のいる決断です。
この記事では、浮気の再犯率や浮気癖がある人の特徴、浮気を繰り返す理由などを解説します。
また二度と浮気させないために有効な方法や、夫婦関係を再構築するために大切な心構えを紹介します。
この記事を参考に、浮気が発覚した後の夫婦関係を見直してみてください。
目次
アメリカ合衆国のデンバー大学が行った調査によると、一度浮気した人の再犯率は約45%といわれています。
一度浮気した人の2人に1人は、再び同じような行動を繰り返しているということです。
ただし高い浮気の再犯率には様々な要因が絡んでいるため、参考の数値として理解しましょう。
たとえば個人の欲求が強かったりコミュニケーションに困難があったりする場合は、浮気を繰り返す可能性が高まる傾向があります。
一方で、これまでお互いにきちんと向き合ってきた間柄であれば、再び良好な関係の構築が可能かもしれません。
あくまで2人の関係を見つめ直して、健全なパートナーシップについて考え直すのが大切です。
浮気を再犯する人の傾向を、以下3つの観点で解説します。
◎ 性別による違い
◎ 再犯相手は同じ人が多い
◎ 相手を変えた浮気もあり得る
順番に解説していきます。
浮気の再犯率は、性別によって大きく異なるといわれています。
女性の再犯率は約20%、男性の再犯率は約80%です。
当然、性別だけでパートナーの浮気の再犯率を予測することはできません。
浮気を繰り返す要因には、個人の性格や生活の仕方、普段過ごしている環境など、様々な要素が絡んでいるためです。
しかし性別によって再犯率が異なることは確かなので、再犯の可能性を判断するための1つの要素として知っておくとよいでしょう。
浮気の再犯は、同じ相手との復縁であるケースが多いです。
再犯相手として同じ人が多い理由は、浮気相手のことが忘れられない、どうしても一緒にいたいということだけではありません。
浮気相手と職場が同じだったり、共通のコミュニティに所属していたりすると、別れた後も接点を持ちやすい傾向があるためです。
日ごろから顔を合わせていれば、何気ないタイミングで再び浮気が始まる可能性があります。
また新しい相手を見つけて不倫するよりも、同じ相手と再び関係を持つ方が、ハードルが低いという理由もあります。
浮気の再犯相手は同じ人が多いですが、当然相手を変えた浮気も考えられます。
非日常的な興奮や刺激を求めて不倫する人は、特に相手を変えた浮気を繰り返しやすいです。
もともと発覚した浮気が1回限りの関係性だった場合も、相手を変えて浮気を再犯するかもしれません。
1回限りの関係で満足できる人は、そもそも相手を変えて何度も浮気している可能性があるため注意してください。
他の相手と関係を持っていたと発覚した後も、浮気を繰り返してしまうのには以下のような理由が考えられます。
◎ 浮気に抵抗がない性格・価値観である
◎ 浮気へのハードルが下がっている
◎ 浮気相手との関係が続いている
◎ 浮気が発覚しても反省していない
◎ 浮気に満足感を覚えている
1つずつ解説していきます。
パートナー以外の異性と関係を持つことに抵抗がない性格・価値観の人は、浮気を繰り返しやすい傾向があります。
たとえば、自己肯定感が低い人や寂しがり屋、楽観的な考え方の人は、浮気を繰り返しやすいです。
パートナーとの関係が少しでも上手くいかないと、他の相手で自分の気持ちを満たそうとしてしまうためです。
恋愛そのものへのあこがれが強い恋愛体質の人も、浮気しやすい性格といえます。
また浮気を肯定する価値観を持っている人は、浮気が発覚した後も自身の考えを改められない可能性があります。
その場では事を丸く収めるために反省しているふりをして、自分の価値観を貫こうと考える人もいるでしょう。
浮気発覚後に話し合いする際は、あなたとパートナーの価値観がすれ違っていないか、相手の言葉にも耳を傾けるのが重要です。
一度浮気したことで、他の人と関係を持つことのハードルが下がっている場合も、浮気を再犯しやすいです。
浮気したことがない人は、たった一度の浮気であっても勇気が必要です。相手からの誘いに心が揺らいだり、気の迷いがあったりしても、行動に移す前に踏みとどまることができます。
しかし2回目以降の浮気であれば、1回目ほど深刻に考えずに行動できてしまうことがあります。
特に浮気は意外とバレないと感じてしまった人は、味をしめて何度も浮気を繰り返しやすいです。
あなたに浮気が発覚したとしても、それ以外の浮気歴がないとは言い切れないため注意してください。
また浮気のハードルが下がっているかどうかは、あなただけでなくパートナー自身も認識できていない場合があります。
関係の再構築を目指す場合は「2回目の浮気が見つかったら必ず別れる」と伝え、浮気へのハードルを改めてあげておくのが重要です。
浮気の再犯は、同じ相手と関係を持つことが多いです。
そのため、たとえ仕事などのつながりであっても浮気相手とパートナーの関係が続いている場合は、注意が必要です。
たとえば1年以上の長い時間を浮気相手と過ごしていた場合、相手を忘れられなかったり、愛着が湧いていたりする可能性があるでしょう。
好きな気持ちが完全になくなっていない状態で浮気相手に再び言い寄られれば、心が動いてしまう人も多いはずです。
浮気相手との復縁を防ぐためには、パートナーと相手の関係を完全に断つのが重要です。
仕事や友人などの事情で関係を断てない場合は、浮気相手にもペナルティを与えておくとよいでしょう。
たとえば慰謝料を請求したり、浮気相手の家族に不貞行為があったと報告したりする方法があります。
浮気が発覚してもあまり反省していない人は、再びあなた以外の異性と関係を持つ可能性が高いです。
浮気を再犯しやすい人の中には、後悔や罪悪感などの感情を持ちづらく、問題を軽く捉えてしまう人がいます。浮気が発覚した直後ですら反省していないようであれば、今後の行動を改める見込みは薄いです。
またその場を丸く収めるために、反省しているようなふりをする人もいます。
パートナーがきちんと反省しているかを確かめるために、相手の話をよく聞いて、どのような考えを持っているか探ってみるのがおすすめです。
浮気そのものに罪悪感ではなく満足感を覚えている人は、浮気を繰り返しやすい傾向があります。
浮気がバレて大変だった経験やあなたを傷つけた後悔は、パートナーにとってマイナスな感情と考えられます。
しかし浮気が発覚した直後は深く反省したとしても、日常生活を過ごしているとマイナスな感情は薄れやすいです。
一方で、浮気による刺激や満足感のようなプラスの感情は、マイナスな感情よりも長く記憶に残りやすいです。そのためふとした気の緩みで、かつて味わった浮気の満足感を優先してしまい、再犯に走る可能性があります。
パートナーに浮気を二度と繰り返させないための方法は、以下の5つです。
◎ 浮気の決定的な証拠を集める
◎ 相手に念書・自認書を書かせる
◎ 慰謝料を請求する
◎ 浮気相手との関係を確実に断たせる
◎ 浮気相手の家族に報告する
1つずつ紹介していきます。
パートナーに浮気を繰り返させないためには、浮気の決定的な証拠をきちんと集めることが大切です。
信頼できる証拠は、感情的に主張するよりも具体的かつ説得力があり、自分がした行為をきちんと見つめ、反省するための助けになります。
そのため確実性の高い証拠をきちんと集め、パートナーに自分が浮気した事実は明白だと分からせましょう。
より効果的な証拠を集めるためには、探偵に依頼するのがおすすめです。
個人で証拠を集める場合、時間の制約によって浮気現場に立ち会えなかったり、自分の行為が法に触れないか気にしたりしなくてはなりません。
そのため、浮気の証拠を集めるまでの時間や労力が大きくなってしまいます。
探偵であれば、専門知識や経験に基づき、安全な方法で信頼性の高い証拠を集められます。
またパートナーは、自分が浮気すると徹底的に調査されると認識すれば、同じことを繰り返さないと強く意識するきっかけになるでしょう。
浮気の決定的な証拠を集める際は、ぜひ探偵を利用してみてください。
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浮気を繰り返させないために、パートナーに念書や自認書を書かせるのがおすすめです。
念書や自認書は、自分が浮気の事実を認め「もう繰り返さない」と約束させる、法的な拘束力を持った書類です。
書類に浮気行為への反省や再発防止の意志を記入させれば、パートナー自身が責任を認識して関係の再構築に取り組むきっかけになります。
言葉で具体的に約束することで、後から言った/言わないと事実が曖昧になるトラブルを防ぐこともできます。
また書類には、2度目の浮気をした際の措置を明記するのも有効です。
慰謝料の金額や離婚の有無について合意を取り、今のうちに書面で約束しておきましょう。
念書・自認書は、第三者が同席している状態で作成するのが安全です。
後から「脅迫によって書かされた」「本当は書きたくなかった」などと供述させないよう、注意してください。
浮気を再発させないために、慰謝料を請求する方法もあります。
慰謝料は離婚するときに請求するイメージがありますが、関係を再構築する際ももらうことが可能です。
慰謝料の請求は、パートナーに事の重大さを認識させ、具体的な負担を負わせることで再発を牽制する役割があります。
パートナーの浮気相手が、既婚者であると知っていながら関係を持っていた場合は、浮気相手にも慰謝料を請求可能です。
ただし慰謝料を請求するためには、パートナーと浮気相手が肉体関係を持っていたことを示す明確な証拠が必要です。
裁判などを起こしたとしても、証拠がないと慰謝料を認めてもらいづらくなるため注意してください。
確実性の高い証拠を集めたい場合は、個人で動くよりも探偵に依頼するのがおすすめです。
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浮気の再発を防ぐためには、浮気相手との関係を完全に断たせるのが重要です。
浮気の再犯は、同じ相手と再度関係を持つケースが多いです。そのため浮気相手との関係が続いていると、再発の大きなリスクになります。
具体的には、「もう関係を続けない」とメッセージを遅らせたうえで、連絡先をすべて削除する方法があります。
パートナーに、浮気相手のいるコミュニティには関わらないと決めさせるのも効果的です。
しかし、浮気相手が同じ職場にいる場合は、関係を完全に断たせるのが難しいといえいます。
せっかく関係を再構築すると決めても、パートナーが職を失っている状態では生活が苦しくなるためです。
可能であれば、職場に事情を話して部署移動するとよいでしょう。
浮気相手とパートナーの関係を完全に断たせるのが難しい場合は、浮気相手の家族に一連の問題を報告する方法もあります。
浮気はあなたの家庭だけでなく、浮気相手の家庭の問題でもあります。
今回浮気があったことを浮気相手の家族に知ってもらい、相手の家庭でも行動を見張ってもらうようにしましょう。
また浮気相手の家族に事実を報告したり監視を依頼したりすることで、相手の家族が絶縁するよう促してくれる場合もあります。
まずは、浮気が発覚したらすぐに、パートナーに浮気相手やその家族の連絡先を聞きましょう。
パートナーが応じない場合は、まだ浮気相手に配慮していると捉えられるため、あなたとの関係を再構築する準備が整っていないといえます。
夫婦関係を再構築するために大切な心構えは、以下の5つです。
◎ 浮気を許すのは1回限りと決める
◎ 浮気の根本にある原因を考える
◎ 1人で悩まず専門家に相談する
◎ 浮気の話を蒸し返さない
◎ スキンシップの時間を大切にする
1つずつ紹介していきます。
浮気を許すのは今回限りと決めて、パートナーにきちんと伝えるのが重要です。
浮気直後は反省したとしても、その気持ちが持続するとは限りません。
ふと気が緩んだときに「以前は許してくれたから、今回も何とかなるだろう」と思い、浮気を繰り返すケースもあります。
何度も浮気を繰り返すようになると、その分ハードルが下がったり反省しなくなったりしていきます。
そのため浮気を許す際は、「次浮気したら別れる」「許すのは今回だけ」と明言し、パートナーの心にしっかり刻むのが重要です。
誓約書を紙で残して浮気を繰り返した際の離婚条件などを明記し、第三者がいる場でお互いにサインするのも有効でしょう。
夫婦関係を再構築するためには、浮気の根本にある原因を考える姿勢が重要です。
関係をきちんと再構築するためには、なぜパートナーが浮気したのかの原因と向き合わなくてはなりません。
たとえば日々の寂しさを紛らわしたり、あなたとの関係に不満を抱いていたりする可能性があります。
浮気が発覚した直後は、どうしてもパートナーへの不信感や不満によって、根本の原因と向き合うのは難しいかもしれません。
しかし関係を再構築すると決めたならば、お互いに自分の気持ちを素直に伝え合う必要があります。
特にパートナーが浮気した理由にはきちんと耳と傾け、解決策を一緒に考えるようにしましょう。
あなた1人で悩まず、探偵や弁護士などの専門家に相談するのが大切です。
不倫発覚後の関係再構築は、簡単なものではありません。
多くの人が初めて向き合う問題ですから、自分の気持ちのコントロールや具体的な対処方法に迷う場合もあるでしょう。
迷ったときは、第三者を交えて話す機会を持つのが重要です。
たとえば探偵や弁護士であれば、浮気が発覚した後の対処方法や関係を再構築する手順を何度も経験しています。
そのため専門知識に基づいて、具体的な相談に応じられます。
家族や親しい友人を交えた話し合いだと冷静に話し合えない場合もあるため、ぜひ専門家に相談してみてください。
一度夫婦関係を再構築すると決めたら、浮気の話は極力蒸し返さないのがおすすめです。
不倫された側は、すぐにパートナーを許せなかったり、「離婚した方がよかったかも」と迷ったりすることがあるかもしれません。
しかしその気持ちを直接パートナーに伝えると、関係再構築のために努力していたやる気がそがれる可能性があります。
特に起こりやすいのは、夫婦喧嘩が起こった際に浮気の話題を蒸し返して、相手を責めるケースです。
一度話し合いが終わった問題について、何度も相手を責めたところで事態は解決しません。
苦しいときは周りの信頼できる友人や先輩、専門家などに相談して、気持ちを落ち着けるのがおすすめです。
夫婦関係を再構築するためには、スキンシップの時間を大切にすると有効です。
一度夫婦関係が悪くなると、なかなかスキンシップを
この記事では、浮気の再犯率や浮気癖がある人の特徴、浮気を繰り返す理由などを解説しました。
浮気の再犯率は約5割といわれています。
浮気を繰り返す理由は様々で、もともと抵抗がない性格・価値観の場合もあれば、一度経験したことで浮気のハードルが下がっている人もいます。
また二度と浮気させないために有効な方法や、夫婦関係を再構築するために大切な心構えを紹介しました。
二度と浮気を繰り返させないためには、浮気の証拠をきちんと集め、パートナーや浮気相手が言い逃れ出来ない状況を作るのが重要です。
そのうえで念書・自認書を作成したり、慰謝料を請求したりする措置を取ります。再発防止のためには、浮気相手との関係を完全に断たせるのも大切です。
この記事を参考に、浮気発覚後の具体的な措置や夫婦関係の再構築の仕方を実践してみてください。