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前回は対象車輌に女性が乗車したところで終了
しました。 今回は、いよいよ資料(証拠)収集に移ります。
〜浮気調査 本調査編 中編〜
女性が夫の車（対象車輌）に乗車し発進する。
(チームリーダーが先行尾行車輌に尾行開始の指示を
する。) 対象車輌に最初に付く車輌は、自宅から最初に
付いた車輌では無く、後方待機車輌になる。
なるべく同じ車輌が長時間付かないように2台の車輌
を交互に入れ替えながら尾行する。 対象車輌は
阪神高速環状線に入り大阪国際空港(伊丹空港)方面
に移動する。 高速道路の車輌による尾行は比較的簡
単だ。ある程度の距離をあけるがアクセルひと踏みで
直ぐに追いつけるような距離を保つ。ただし、インター
チェンジやパーキングエリア・サービスエリアの位置
を把握しておかないと尾行不能という哀れな結果に
なってしまう。なので、その付近になれば距離を詰め
ての尾行になる。
対象車輌が阪神高速を降りて中国道に入る。
中国道のインターチェンジで直ぐ後ろに付き車内の
様子を確認してする。 対象者及び女性は楽しそうに
会話をしており全く後方を気にするそぶりは無い。
中国道から淡路島方面へ移動。 淡路島サービスエリア
に入る。 ここで、2ショットを撮影。女性の顔写真を
依頼者様に転送すると同じ会社の事務の女性である事が
判明する。(依頼者様は社内恋愛で対象者と結婚。
なんと、依頼者様の2歳下の女性で依頼者様が女性の
入社当時の教育係をしていたそうです。)
当初離婚を否定的に考えていた依頼者様ですが浮気相手
が分かるや否や離婚を決意したようで
「徹底的にやってやる！」
といいだしました。
同サービスエリアから高速道路を降りて洲本方面に向
かって移動する。 下道をゆっくりと走行。
(この時下道の尾行は、車輌を前後に入れ替えながら
尾行する。) 途中、昼食の為飲食店に立ち寄る。
二人は大分と気が緩んだのか店から出るときは腕を組み
体を密着させて楽しそうに店を後にし車輌に乗車し
移動する。 洲本市内に入り、「ホテルニュー淡路」
(兵庫県洲本市)に到着し同ホテルの向かいにある専用
駐車場に同車輌を駐車し同ホテル内に入る。
調査員も対象者等の後に続きホテル内へ。
対象者等、ホテルフロントでチェックインをし客室
方面へ。 「紫陽花」の間に入室する。この一連の流れは
全て撮影完了。あとは、部屋の出入からチェックアウト
迄の流れを撮影し最後に第二対象者の自宅を確認する
ことになる。
今夜調査員は、対象者等が宿泊するホテルに宿泊。
勿論、対象者等の宿泊する部屋の直ぐ向かいの部屋で
出入りの撮影出来るところで… これで中編は終了です。
次回は、いよいよ完結です。 それでは、また！
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